症例紹介

どれが施術した歯か分かりますか??

さて!どれがオールセラミッククラウンで修復された歯か分かりますか?

症例1術後 症例2術後
 

オールセラミッククラウンは、金属を全く含まないことから、
天然歯に最も近似した色調と光透過性を発揮できる修復物です。

どの歯を治療したか?の正解はのちほど・・

さて話は少し変わって、保険適応の修復物を装着されている歯と歯肉(歯ぐき)との
境界部に黒ずみがみられるのは何故なのでしょうか?

オールセラミッククラウンにて審美的に修復すると…

症例3術前 症例3術後

保険適用の修復物(硬質レジン前装クラウン)には、金属が含まれています。

そのため、外部から歯に入射した光の影が

歯肉(歯ぐき)との境界部に見られるために黒ずんで見えるのです。

歯にも歯肉(歯ぐき)にも炎症などの異常はありませんでした。

症例4 術前 症例4 術後

金属を含んだ修復物を除去し、それぞれの歯をオールセラミッククラウンにて修復することで、
色調および光透過性を限りなく隣の歯に近づけることが可能であり、
さらに歯と歯ぐきの 境界部にみられた黒ずみも解消され、
美しさと視覚的に健康な歯ぐきによみがえりました!

そして・・歯肉(歯ぐき)の黒ずみとして考えられるもう一つの原因は・・・

虫歯などが原因で、

歯の神経を除去すると血の通っていない死んだ歯になることで、
時間の経過と共に歯は徐々に変色します。

こちらの歯は神経を除去する処置後数年経過したことにより歯がかなり変色しています。

また、歯だけでなく歯の根の部分にも変色が見られることで、
歯ぐきの部分にもその変色が透過して黒ずんで見えます。

このような症例では、歯をオールセラミッククラウンなどで修復して色調を改善する前に、
歯の漂白(ウォーキングブリーチ)を行う必要があります。

理由は、歯の色調を改善しても根の色調を改善しなければ歯肉(歯ぐき)の黒ずみが解消されず、
真の審美性が得られないからです。

ウォーキングブリーチをすると…

症例5 術前 症例5 術後

生体にとって安全な薬剤を用いてウォーキングブリーチを行うことで、
歯と根の色調が改善され、 根の変色が歯ぐきを透過して黒ずんでいた部分も
とても美しくなりました。
ただ、歯と歯の間に虫歯の変色が残存していることに加え、歯の裏面の歯質が
ほとんど失われているため、土台作りをして
オールセラミッククラウンにて修復しました。

グラスファイバーを用いた審美的土台作りを施し、
オールセラミッククラウンにて修復すると・・・

症例5 グラスファイバーの土台 オールセラミックにて修復

歯肉(歯ぐき)の明るい色調も含めて審美的に改善されました。

グラスファイバーの土台ってなに・・・?

歯の大半の歯質が失われた状態 グラスファイバーの土台

神経を除去する処置を施された歯の大半は、歯質が失われます。
そのために神経が入っていた根の中央部を切削して形を整え、そこへ適切に適合するグラスファイバーを用いたハイブリッドセラミックスの土台を製作する必要があります。
グラスファイバーを用いた土台の特徴は、

  • 歯質と色調や光透過性が近似しているので審美的である。
  • 歯質とほぼ同じような強度(弾性率)を有していることから、歯(歯根)が破折する危険性が極めて低い。
  • 歯質を変色させることはない。
  • 歯根周囲や歯肉(歯ぐき)に影を生じさせることがない。

などが挙げられます。

グラスファイバーを用いた土台作りが終了した状態

一方、金属による土台の場合、

  • 金属は、明らかに歯(歯根)よりも強度(弾性率)が高く、
    経時的に歯根にひび割れや破折を起こさせる危険性が高い。
  • 金属イオンが溶出し、歯質を黒変させることが考えられる。
  • 歯根周囲や歯肉(歯ぐき)に影を生じる可能性がある。

などが挙げられます。

保険診療においては、土台を構築する際に金属を用いることがほとんどで、
歯根にひび割れや破折を起こす危険性も高まります。
もちろん、歯科医師側は、そうならないように治療計画を立案しますが、
残念ながらそれでも破折することはあります。
世界的にも、この件に関しては数多くの報告があり問題視されております。
歯根が破折すると、保存が不可能となり抜歯に至るからです。

症例1 術前 症例1術後
真中2本の歯の歯並びと形態異常を
主訴に来院された初診時
オールセラミッククラウンにて
修復された状態

この症例のように、歯科医師が見てもどこの歯に修復処置が施されているか
分からないほどの自然観のある究極の審美治療を当医院では常に目指しております。

この患者さんの初診時の状態は、真ん中2本の歯が八の字に広がり歯並びが悪く、
形態改善を求められていました。

補綴矯正治療(ほてつきょうせいちりょう)ってご存じでしょうか?

歯並びを治す=矯正治療
と思いの方は多いのではないでしょうか?

歯並びを治す治療で一般的なのが矯正治療です。
矯正治療は、歯の表面にワイヤーを固定する金属の装置(ブランケット)を装着して、
歯に適切な力をかけて歯の周りの歯を動かす治療です。
矯正治療は、健全な歯を削ることなく歯並びを整えるというメリットがあります。
しかしこの矯正歯科治療を職業柄受けられない方や、コスト、治療期間、
見た目などを気にして受けられない方は沢山いらっしゃいます。
では、歯並びは直らないのでしょうか。

症例によっては、矯正をせずに治すことは出来ます。

矯正歯科治療じゃなくても、歯並びは直ります。
その治療方法の一つが補綴矯正です。
むとべデンタルクリニックでは、この補綴矯正を得意としております。

症例1の患者さんは、この補綴矯正の方法で治療しました。
決して短い治療期間での治療が良い結果につながるというわけではありませんが、
矯正治療では、数年の期間が必要であるのに対して、補綴矯正治療では、数か月で終了します。

さて、ここで症例2の答えを教えいたします!!

初診時正面観 症例2 術前

打撲により神経が失われ、期間の経過と共に変色を伴い審美障害を訴えて来院されました。
この症例では、X線診査により神経の入っていた歯の中が石灰化していたために漂白は行えず、
そのままオールセラミッククラウンにて修復することにしました。

歯の周りを歯肉(歯ぐき)を傷つけないように、全周を削らせて頂き形を整えます。
その土台の上にグレードの高い仮歯を装着し、審美性と歯肉(歯ぐき)の健康を維持させます。

症例2(仮歯) 症例2 完成
症例2 完成写真 症例2 完成写真

自然で健康的な美しい笑顔を取り戻す事ができました!

症例一覧

オールセラミッククラウン症例

近年になり、セラミックス材料の研究、開発が進み、金属による補強が不要な高い強度のセラミックス材料(オールセラミッククラウン)が登場してきました。

このオールセラミッククラウンは、光を全く透過しない 金属を用いないことから、

最も天然歯に近似した色調と光透過性を実現できる修復物

として審美修復領域においては世界的にも最もポピュラーな方法です。

症例01

術前 術後
上顎右側前歯に不適合な修復物が装着され審美障害を訴えられている症例。表面の着色は機械研磨し、左側の変色歯に関しては漂白により対応しました。 右側前歯にオールセラミッククラウンを装着し反対側と色調、形態を調和させました。

症例02

術前 術後
上顎両側前歯2本に不良修復物が装着され審美障害を訴えられている症例。 オールセラミッククラウン2本を装着し審美性を回復させた8年2か月後の状態

症例03

術前 術後
上顎左側臼歯に金属の修復物が装着され審美障害を訴えられている症例の術前。 オールセラミッククラウン独特の深みのある色調と天然歯と調和した光透過性に注目頂きたい。

症例04

術前 術後
下顎右側臼歯3本に装着されているセラミックスクラウン症例。人工的な色調のクラウンで自然観に乏しい。 新たに製作されたオールセラミッククラウン。

【術後】機能と調和した形態、色調のみならず天然歯と見分けの付かない自然観に注目頂きたい。

症例05

術前 術後
下顎前歯部に形態不良なセラミッククラウンが装着され歯周組織(歯茎)が慢性の炎症を引き起こしている症例。 オールセラミッククラウン6本を装着し、審美性を回復すると共に、歯周組織の健康を取り戻した7年4か月後の状態。

症例06

術前 術後
上顎前歯4本にセラミッククラウンが装着されている症例。左右の形態に対称性がなく歯茎との境に隙間が存在しています。 オールセラミッククラウン4本を装着し、審美性を回復させた4年半後の状態。

症例07

術前 術後
上顎前歯6本にセラミッククラウンが装着され歯茎の退縮と共に審美障害を訴えた症例 オールセラミッククラウン6本を装着し、審美性を回復させた5年4か月後の状態。

症例08

術前 術後
上顎前歯4本に不良修復物が装着され審美障害を訴えられている症例 オールセラミッククラウン4本を装着し、審美性を回復させた状態。

【術後】13年2か月後の状態。周囲の歯茎の健康が維持出来ている点にも注目頂きたい。

ジルコニアオールセラミッククラウン症例

患者様の口腔内の審美性に対する要求が高まり、
前歯部のみならず臼歯部においても天然歯に近似した形態と色調を持つ
審美修復処置が求められるようになっています。
近年、色調および光透過性をより一層天然歯に近づけた、
高強度のオールセラミッククラウンがその修復材料として臨床応用されるようになっています。
最近のオールセラミックシステムとして、CAD/CAMを用いたジルコニアが主流となりつつあり、
世界でも100を超えるシステムが登場し審美修復治療発展の一助となっています。
ジルコニアは、高い曲げ強度と破壊靭性値を有しており、
強度的な信頼性が高まることにより、適応範囲も格段に広がりをみせています。

症例01

右側1番目の歯の神経が失われて数年経過したことにより変色し、審美障害を主訴に来院された初診時の状態です。 まずは漂白し、色調を改善します。
その後、グラスファイバーの土台を装着し、正確に土台の面を整えます。 ジルコニアオールセラミッククラウンを装着し、審美性を回復しました。

症例02

右側1番目の歯の神経が失われて数年経過したことにより変色し、審美障害を主訴に来院された初診時の状態です。 正確に土台の面を整えます。
ジルコニアオールセラミッククラウンを装着し、審美性を回復しました。
術前の口元の状態。 本来の自然で健康的な笑顔を取り戻すことができました。

症例03

右側1番目の歯に修復物が装着されていますが、金属を用いた修復物であることにより歯ぐきとの境界が不自然に黒ずんで審美障害を主訴に来院された初診時の状態です。 グラスファイバーの土台を装着し、
正確に土台の面を整えます。
ジルコニアオールセラミッククラウンを装着し、自然な審美性を回復しました

症例04

両側1番目の歯に古い修復物が装着されており、審美障害を主訴に来院された初診時の状態です。 ジルコニアオールセラミッククラウンを装着し、自然な審美性を回復しました。

症例05

両側1番目の歯の神経が失われて長期間経過したことにより変色し、審美障害を主訴に来院された初診時の状態です。 グラスファイバーの土台を装着し、正確に土台の面を整えます。
ジルコニアオールセラミッククラウンにて審美性を回復しました。
術前の口元の状態。 自然で健康的な笑顔を取り戻すことができました。

症例06

両側1番目の歯に不適合な古い修復物が
装着されており、歯ぐきとの境界が
不自然に黒ずんでいる審美障害を主訴に来院された初診時の状態です。
グラスファイバーの土台を装着し、
正確に土台の面を整えます。
ジルコニアオールセラミッククラウンにて審美性を回復しました。
術前の口元の状態。 自然で健康的な笑顔を取り戻すことができました。

症例07

右側2本に不適合な修復物が装着されており、左側1番目の歯は神経を失って長期間
経過したことにより変色の審美障害を主訴に来院された初診時の状態です。
変色している左側の歯を漂白して色調を整えます
3本の歯にグラスファイバーの土台を装着し、土台の面を正確に整えます。 ジルコニアオールセラミッククラウンにて
審美性を回復しました。

症例08

前歯4本に不適合な修復物が装着されており、審美障害を主訴に来院された初診時の状態です。 その不良修復物を除去したところ、広範囲にわたり虫歯が進行していました。
グラスファイバーの土台を装着し、土台の面を正確に整えます。 ジルコニアオールセラミッククラウンにて審美性を回復しました。

症例09

前歯2本に不適合な修復物が装着されており、
審美障害を主訴に来院された初診時の状態です。
左右の歯茎のラインが非対称であるものの、外科的処置を施さずに仮歯の形態を微調整し、歯茎のラインを揃えます。 ジルコニアオールセラミッククラウンにて審美性を回復しました。
ジルコニアオールセラミッククラウンに用いる土台には、
グラスファイバーを用いています。

ラミネートベニア症例

審美性に対する要求がますます高まる中、健全歯質を最大限に残した状態で審美性を回復することが可能な、ラミネートベニアテクニックが注目を集めています。
ラミネートベニアの歴史は意外に古く、
1920年代にハリウッドの映画スターが撮影用に用いた可撤式のものが最初とされています。
その後、天然歯とセラミックス材料の接着技術が確立したことにより、
ラミネートベニアが臨床に用いられるようになりました。

症例01

【術前】
右側からの笑顔に自信がないことが主訴で来院された患者さんです。
前歯はすべて健全歯であるものの、右側2番目の歯が内側に生えているという
歯並びに問題がありました。
このようなケースでは、矯正により歯並びを整えることが最も適した治療法ですが、
治療期間、ワイヤーが露出することによる審美性の問題など矯正治療が行えない場合は、
ラミネートベニア修復法により短期間で審美性を回復することが可能です。
内側に生えている2番目の歯の表面をほんの僅(わず)か、なでるように削らせて頂きます。(麻酔は不要)
術前の口元の状態。 本来の自然で健康的な笑顔を取り戻すことができました。
型取りをした模型上でセラミックス材料を用いてラミネートベニアを製作します。
付け爪をイメージして頂ければ分かりやすいかもしれません。
模型上に戻した状態です。
ラミネートベニアを接着させた正面観です。 色調及び透明感も隣在天然歯と調和しています。
笑顔にも自信が持てるようになりました。治療回数は2回で終了しました。

症例02

術前
左側1番目の歯が変色していることによる
審美障害を主訴に来院された初診時の状態。
表層を約1mm削り、色調の確認を行っている途中の状態です。(色調確認用の専用シール添付)。   歯の表層全面の形を整えた状態。
ラミネートベニアを装着し、色調と形態を審美的に回復した状態。
治療回数は2回で終了しました。

症例03

術前 術後
下顎6前歯の色調と形態の審美障害を主訴に来院された初診時の状態。 ラミネートベニアを装着し、色調と形態を審美的に回復した状態。
治療回数は2回で終了しました。

症例04

術前 術後
上顎6前歯がテトラサイクリン(抗生物質)の影響による変色と正中の隙間による審美障害を主訴に来院された初診時の状態。 ラミネートベニアを装着し、色調と形態を審美的に回復した状態。
治療回数は2回で終了しました。

補綴(ほてつ)矯正

矯正治療、特に成人矯正治療の場合は、歯並びの乱れ具合にもよりますが、数年の治療期間を
要しますが、補綴(ほてつ)矯正治療は、1か月~数か月で終了します。
ただ、補綴(ほてつ)矯正治療の場合は歯を削る必要がありますので、それぞれの患者さんの
ニーズにお応えする治療計画を立案させて頂きます。

症例01

右側1番目の歯が捻転していることによる歯並びが悪い初診時の状態。
特殊な仮歯で歯ぐきのラインを左右対称に
揃えます。
グラスファイバーの土台を装着し、正確に土台の面を整えます。
術後
ジルコニアオールセラミッククラウンにて審美的に修復しました。

症例02

安静時にも前歯が飛び出しているいわゆる前歯4本の出っ歯を
主訴に来院された初診時の状態
神経を除去する処置を施すことにより歯を削ります。 グラスファイバーの土台
グラスファイバーの土台を装着します。
仮歯で適切な最終形態を決定します。
前歯4本をジルコニアオールセラミッククラウンにて審美的に修復しました。
術後の口元の状態 術後の口元の状態

症例03

左側1番目の歯の変色と両側1番目の歯が前に飛び出している出っ歯を主訴に
来院された初診時の状態。
左側の変色歯は漂白により改善します。 その後仮歯で適切な最終形態を決定します。
グラスファイバーの土台を装着し、正確に土台の面を整えます 両側2本をジルコニアオールセラミッククラウンにて審美的に修復しました。
術後の口元の状態 術後の口元の状態

症例04

前歯4本の歯並びの乱れを主訴に来院された初診時の状態。
仮歯で適切な最終形態を決定します。 グラスファイバーの土台を装着し、正確に土台の面を整えます。
前歯4本をジルコニアオールセラミッククラウンにて審美的に修復しました。

症例05

両側1番目の歯の前突を主訴に来院された初診時の状態。

仮歯で適切な最終形態を決定します。

グラスファイバーの土台を装着し、正確に土台の面を整えます。
両側2本の前歯をジルコニアオールセラミッククラウンにて審美的に修復しました。

症例06

側前歯2本の歯並びの乱れを主訴に来院された初診時の状態。
仮歯で適切な最終形態を決定します。
グラスファイバーの土台を装着し、正確に土台の面を整えます。 両側2本の前歯をジルコニアオールセラミッククラウンにて審美的に修復しました。

症例07

前歯の歯並びと歯の色調に不満があり審美障害を主訴に来院された初診時の状態。
前歯4本をラミネートベニアにて修復し、両側犬歯はジルコニアオールセラミッククラウンにて修復しました。 自然で健康的な素敵な笑顔を取り戻すことができました。治療期間は約1か月でした。

症例08

前歯歯並びの乱れにより審美障害を主訴に来院された初診時の状態。
両側1番目の歯はジルコニアオールセラミッククラウンにて修復し、
左右2番目の歯をラミネートベニアにて修復しました。
自然で健康的な素敵な笑顔を取り戻すことができました。
治療期間は約1か月でした。

症例09

上顎前歯部の歯列不正による審美障害を主訴に来院された初診時の状態。
仮歯によりスマイルラインを決定します。
4前歯をジルコニアオールセラミッククラウンにて修復し審美性を回復しました。
自然で健康的な素敵な笑顔を取り戻すことができました。
治療期間は約2か月でした。

症例10

下顎前歯部の歯列不正による審美障害を主訴に来院された初診時の状態。 神経を除去する処置を施すことで歯の方向を変更し形態を修正した状態。
仮歯で歯周組織との調和を観察し。 3本をジルコニアオールセラミッククラウンにて修復し審美性を回復しました。
ジルコニアオールセラミッククラウンの土台には、グラスファイバーを用いています。

セラミックインレー

メタルインレーの金属色による審美性を気になさっている患者さんは多く、
歯と同じ色調、透過性の材料で修復することを望んでおられます。
その場合に用いられる修復法がセラミックインレーです。
これは、歯とほぼ同じ色調、透過性を有するセラミックス材料で製作されるインレーで、
審美性はもとより、強度、生体親和性(異物感のない自然に体になじむ)に優れた材料です。

症例01

メタルインレーが装着されており、審美障害を主訴に来院された初診時の状態。 メタルインレーを除去し、正確に削り直します。
セラミックインレーを装着し審美性を回復しました。

症例02

術前 術後
メタルインレーが脱離した状態で来院された患者さんで、正確に削り直しをします。 セラミックインレーを装着し審美性を回復しました。

症例03

術前 術後
メタルインレーが装着されており、審美障害を主訴に来院された初診時の状態。 セラミックインレーにて修復し審美性を
回復しました。

症例04

術前 術後
メタルインレーが装着されており、審美障害を主訴に来院された初診時の状態。 セラミックインレーにて修復し審美性を回復しました。

症例05

術前 術後
アマルガムという金属修復物が装着されており、審美障害を主訴に来院された初診時の状態。 セラミックインレーにて修復し審美性を回復しました。患者さん自身が自然観を重視されたので、溝の部分には若干のステインを施し天然歯らしさを表現しました。

症例06

術前 術後
アマルガムという金属修復物が装着されており、審美障害を主訴に来院された初診時の状態。 セラミックインレーにて修復し審美性を回復しました。患者さん自身が自然観を重視されたので、溝の部分には若干のステインを施し天然歯らしさを
表現しました。

ダイレクトレストレーション

ダイレクトレストレーションの適応は広範囲に及び、健全な歯を可能な限り削除することなく
即日に高度な審美的成果を得ることが可能であり、治療中もまったく患者様のQOLを損なわない
現在の審美修復治療に求められるテクニックであります。
ただし、このテクニックは、健康保険適用外の治療となります。

症例01

術前 術後
上顎右側犬歯表面に広範囲にわたって樹脂により修復されているものの、光沢が失われ歯質との辺縁に着色が認められている症例。 ほとんど歯を削らずに修復し、色調と光沢を残存天然歯と調和させ、即日で審美性を回復した状態。

症例02

術前 術後
上顎右側前歯の角が転倒により破折した症例。 ほとんど歯を削らずに修復し、形態と色調を残存天然歯と調和させ、即日で審美性を回復した状態。

症例03

術前 術後
上顎右側犬歯に修復されている樹脂の変色と前歯が破折した症例。 ほとんど歯を削らずに修復し、形態と色調を残存天然歯と調和させ、即日で審美性を回復した状態。

症例04

術前 術後
正中に隙間が空いている症例。 全く歯を削らずに修復し、
形態と色調を残存天然歯と調和させ、
即日で審美性を回復した状態。

症例05

術前 術後
上顎前歯数カ所に隙間がある症例。 全く歯を削らずに修復し、形態と色調を
残存天然歯と調和させ、審美性を回復した状態。
この症例は、1回の来院で1箇所の隙間を
修復しているため、実日数は5日要しています。
術前の口元の状態。 術後の口元の状態。

症例06

術前 術後
上顎左側前歯が大きく破折し、
その両側の歯にも樹脂が修復されており
変色を認める症例。
ほとんど歯を削らずに残存歯に調和した色調を選択し、あえて意図的に着色を施し、即日で自然観を表現しました。

症例07

術前 術後
下顎左側臼歯に部分的な金属で修復されている症例。 元々の天然歯の形態と色調に調和させ即日で審美性を回復した状態。

症例08

術前 術後
下顎左側臼歯に部分的な金属で修復されている症例。 元々の天然歯の形態と色調に調和させ即日で審美性を回復した状態。

症例一覧

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